初日に見てきました。
都内は新宿と日比谷だけだったんで新宿へ~
全席自由なんで早めに行って整理番号の早いのをゲト。
二回目上映狙ったら上映までに全席埋まってました。
一緒に行ってもらった友達は原作未読なので、終わった途端に「どーだった?」と思わずお伺い立てた感じ。や、原作知ってるのであの映像にいちいち「おぉぉ!」とか「うひょ~」とか細かく反応してたんだけども、未読だと時系列と登場人物の位置関係と表と裏の描き方が解りづらいんじゃね?て思ったんだよね。
やっぱストーリーや設定なんかを映像から汲み取ろうとすると、映画としての部分やキャストの渋い演技を拾うのが忙しいとのこと。でも、途中の水着ゲイリーにはガタタッ!てなったて言われたので、流石っす!押さえるトコはちゃんと押さえてスバラっす!て思った(笑)
原作読んでる時ってスマイリーはもっと地味で弛んだおっさんのイメージだったんで、ゲイリーだと男前すぎになっちゃうかな?て心配してました。や、草臥れたゲイリーのスマイリーものっそい良かったよ!
監督が「僕のエリ」の人なので、全体が色を飛ばしたような映像で、それがこの作品にはすっごい合ってた。それと原作の各エピやカコバナがばらんばらんに出てきて、それがどんどん結ばれて収束してく流れをもっすごい頑張って映像にしてるよ!あれは参った!すげー本気だった!
でも原作の情景描写や心理描写のすばらしさはどうしても映像じゃ表現できないのは痛感。
映画としてもスンゴイ好きだしリピートしたいけど、あの原作の感じのがやっぱし好きってのが素直な感想。文字を読みながら脳内にシーンを映像で再現して、それを徐々に繋いでいく作業が好きだから、映像だけだとちょっと物足りない部分があったんだよねぇ。まぁ、それは好き好きですけど(笑)
あと「裏切りのサーカス」て邦題つけたやつ出てこい!て改めて思った。ぜーーーったいに違うから!ラストまで見てこれは「Tinker, Tailor, Soldier, Spy」以外の何物でもないって思ったから!あの邦題で損してるか、間違って見ちゃった人も居る筈だから謝って欲しい!や、謝れ!!
五月終わりまで上映してるそうなので、オヤジ好きは絶対に行ってくらさい!私はあと二回くらいは行くよ!
ネタバレ出来ないのでこんなトコにしておきまっw