『赤線跡を歩く』をじーーーっっくりと読みながら、旦那に「ねぇねぇ、今行っても無いかもだけど玉の井の辺りとか行ってみたくね?」と話していたら、浅草近辺に毎日通勤で行っているヤツが「浅草から吉原行ってそのまま足延ばせよ…歩いて。」とかなんかの鍛錬みたいな提案をしやがりました。健脚目指すのかよ!(笑)
で、なんかその辺りの流れから突如「そーいえば、お前の大好きな目黒雅叙園の莫迦高ぇ見学コース、一月半ばまでやってんぞ!」と教えてくれました。
知ってる??目黒雅叙園の美の探求ツアーってさ。
万券一枚払う感じで申し込むとあの木造旧館の中案内してくれて、最後に旧館から移築したお部屋でグルメコースが喰えるんだよ!!シーズンごとに料理の内容が変わって、期間限定で申込受け付けて、参加できるっつー企画なんですけどね。
勿論、旧館の目ん玉飛び出る内装をガッツリと見られるのも興奮の極みなんですが、新館に移築されてる旧館の一部は勝手に何時間でも見られるんだよ。あの河が流れてて橋がかかってる三億で復元したトイレにも入り放題!!(放題って・笑)
そんでフッと思ったんだけど、このコースって巌窟な皆さんで参加したら良いんじゃないかしら??なんつーかあの馬鹿馬鹿しいまでの意味不明な金のかけっぷりって、伯爵んちを彷彿とさせてるって前から思ってたんだよ。
だってエレベータのドアが螺鈿なんだよ?!マジもんだよ?!
エレベータの中もエライ勢いで装飾されてんだよ?しかも各階ごとに螺鈿のドアの意匠が違うんだよ??
そんで新館のエスカレータなんか金だよ!すっげー無駄に金ぴかのエスカレータって絶対伯爵んちと同じ趣向だと思わないっすか?
なんちゃら文化財に指定されてる旧館の内装とかさ、チャイナなんだか日本なんだか洋風なんだか不明すぎる豪華絢爛っぷりで、あっこで伯爵んちの諸々を妄想するとか絶対盛り上がること請け合いっす!!
以前に狗蔵が参加した奴は中華のコースだったんだけど、ご飯食べるお部屋がおっそろしい和洋中折衷のゴテゴテ装飾で、更にあの回転丸テーブルがオール螺鈿で汁とか飛ばしたらぶっ飛ばされるかもしれん…つーかこれって幾らなの??みたいに不安になる豪華さでした。
どーすかね?伯爵んちを連想しながらナンチャラ文化財を堪能する企画。
目黒雅叙園はそーとーオモロイと思うよ!