↓の方でぜってー行く!と息巻いておりましたが、きっちりと見てきたよ!
「チェ・28歳の革命」
まぁ自分の好みが横っちょの方へダダーと縒れているのは判ってんですが、あと30回くらい見てもいいと思った。アレは凄い。ほんと凄い。二時間半が三十分くらいにしか感じられなかったくらいワクワクしすぎた!
最近のシネコンは完全入れ替え制だから無理だけど、昔の映画館みたいだったら朝に行って延々座り続けて最終の回まで居られるよ…俺!そんくらいカッチョエエです。
うーんとね、何が良いかと言うと、カリスマを華美に描かないのにカリスマはカリスマって事がガシガシ伝わってくるのが良いの。極端に演出しなくて、どっちかと言えば記録映画みたいに淡々とキューバ革命の流れを映してるだけなんだよね。だから6割がジャングルでのゲリラ戦で、最後で市街地戦になって、途中に国連で演説するゲバラの映像とかインタブーされるゲバラが見られるだけなの。
で、萌えは(笑)薄汚い野郎萌えのツボをグーリグリ抉られましたwww
どこ見ても髭・髭・髭で、どいつもこいつも風呂入ったことないっしょ?的な薄汚いヤツの天国!しかも旧ソビエト辺りから流れてきた古色蒼然とした重火器が山盛りなんだぜ!マシンガンなんかドラムマガジンだぜ!もうチビるかと思った〜vvv
カストロの右腕なゲバラの立ち位置も副官萌え、部下萌えのハートを掴んで離さないワケですが、実はカストロの弟ラウルとのやり取りも萌えです(萌えとか言うな!・笑)戦場での同胞の関係とかすっごクルんだわ…これ。
今月31日からは後編にあたる「39歳別れの手紙」が公開されるけど、寸暇を惜しんで行きたいと思います。ガキの頃に知った風な顔で岩波の「社会主義国家」とか「レーニン」とか読んでたヤツには堪らないす。あ、別に左とか右とかそーゆー事は言わないよ。中米の社会主義にしても、大国の圧力への抵抗と反発から流れた結果と思ってるしさ…。