前のタイバニ語りで「アイツが出たらその話しかしないだろう」て書いたですが、それほどガッツリとヤラれてません。あれ?…なんで??(笑)
ジェイク・マルチネスさんは中の人がフジワラですが、オレ的にはアリーとは別の引き出しの人で、11話と12話見てハッキリしたのは『木原君だ!!』でした。なので我が家ではタイバニのあの人は木原君と呼ばれています。(わかりづれぇw)木原くんが分からない方はコレを見れば一発です!→ttp://www.youtube.com/watch?v=Pk2A8va4Rnw
これはアレです。とある魔術の禁書目録IIです。そんで木原くんとタイマンはってる一方通行さんの中の人は折り紙先輩の中の人です。だもんでウチでは折り紙通行先輩とか呼んでますw(更にわかりづれぇ!)
さて、この木原君登場でタイバニは今まで明確に描いてなかったきな臭い一面が露呈する予感です。能力者をヒーローに仕立て上げて、有償の善意を支持する方向へ促しているのは、この世界の均衡を図るのが目的です。マスコミを使って殊更に善意を見せつけるのは、能力者を脅威と感じないよう仕向ける刷り込みなのでしょう。それを行っているのはずっと上の方の人間です。非常に巧いやり方だと思います。
が、良く考えたら上の方に位置づけられているルナさんは、自身の能力を隠してます。勝手な憶測ですが、そうしなければ上に行けない構造になっているのではないでしょうか?もしもそうなら、ヒーローに目を向けさせている一方で、ある種の階級制度的なものが存在していることになります。階級と言うのが適切でなければ、能力者をある一定の部分に止めておく社会構造って感じかもしれません。
その仕組みに気づいている能力者は、ルナさんと同じに本来の力を隠蔽して社会に参加しているか、或いは不平を募らせ、仕組みを覆す何かを探しているように思えます。そして木原君はその何かをずっと画策していて、いよいよ表舞台に登場してしまったのですよ。
一般市民からしたら、木原君は絶対悪です。が、能力者の一部からしてみたら正論を声高に唱えるヒーローに見えます。勧善懲悪的スタンスで進んできた物語が、ここにきて別の視点を提供し始めたです。このさじ加減も絶妙すぎて本当にワクワクします。
木原君の主張とルナさんの主義が、ヒーロー達に新たな善意の意味を投げかける展開に、激しく燃えて次の話をwktkで待ち焦がれてるのが今現在のオイラってコトです。
見る側が補正しなくてもクソ面白いアニメって、満足しすぎちゃって二次創作とか欠片も思いつかないっす。手放しでハマれるのって嬉しいんだけど、逆に考えたら同人的にはガッカリすべきなのでしょうかね?