シンケンが始まった時、バトスピはバシンの最後で、ライダーはディケイドでプリは腐が開始したトコでした。バシンは素っ頓狂なトンデモ感が面白かったけども、作品としてはどーなの?臭が立ちこめていて、ディケイドはもの凄くワクワクした期待感に満ちていて、腐プリはちょっと私の見たいのとは違うけどそれなりに面白そうで、シンケンはまだこんな凄い完成度になるとは欠片も予感しない、いつもよりはかーなーり愉しそうな戦隊て手触りでした。
そして今日、ディケイド(再)は響鬼の世界、バトスピダンは新たなるバトルの開始、シンケンは全部を完璧にまとめたラスト、Wはあり得ない面白さ、ハートキャッチになったプリは「そう、これ見たかった!」と諸手を上げて大歓迎な楽しさでした。
こんな全部が全部オッケーなニチアサって恐らくこの先にもやって来ないと思うよ。
だからミラクルサンデーw
この時期、一年色々と思いながら見ていた番組が一斉に終わるのがお約束だったけど、今年はシンケンとプリが変更されるだけで、Wが継続ってのはけっこー救われてる気がします。なんかいっきに終わられると気が抜けちゃうんだよね。
例年よりはちょっとシミジミしながらシンケンを振り返ってみたりします。
一応畳むよ。
姫と侍達がそれぞれの場所へ帰っていくオーラスを見ながら(勿論、黒子ちゃんのハグにモヤモヤしながら)広くなった空間を殿の目線で眺めてジーンとしていたのですが、ジィと殿の穏やかなやり取りのトコで、なんかもの凄くヤラれた感が湧き上がってきたです。
私、殿に11ヶ月くらい騙されてたんだよーーって、心底思ったワケなんですよ。
殿が影武者であるってのが判った瞬間、ああ!てポンと膝を打ったあの感覚。
寿司屋が仲間になった辺りから、おかしい…何故だ?と首を傾げてたのがあれで解消されたっつーか、もっと早くバラしてくれたら相当萌えがあったのにーーとジタバタしたです。(笑)
えっとね、殿だけが綺麗なパッケージに入ってて、それを外さないのは何でかな?と延々考え続けてたからなんですよね。侍達にはちゃんと用意されてる過去と現在と成長ってシナリオが殿には一個もないだけじゃなくて、パッケージから出そうとしない意味が全然ワカンナカッタの。
あの子だけが形良く成型されたまんまで、そりゃ色々と悩んだり迷ったりしてるシーンはあるんだけども、それはあくまでパッケージの中でのことで、侍達の中に降ろすの避けてるっぽかったでしょ?
上に立つ者の孤独とか責任とかそーゆーのをああした形で見せてるのかな?と途中からは勝手に納得したけど、それにしても殿だけが厚みがなくて、妄想すしようにもピースが足り無すぎて巧くできなかった。
だから影ですよ〜とバレた以降、俄然殿が光り出して、人の温度とか厚みが描かれて、なんだよ!そーゆーことなのかよ!てスッキリしながらも随分と悔しかった。(笑)
それもあってジュウゾとのラストバトルはもの凄く美味しかったです^^
あ、殿が綺麗綺麗な包装紙にくるまれてたお陰で、ドウコク様の魅力が一際輝いて見えたんだと後になってから気づいたのもあった。だって、ドウコク様のが血が通った男だったんだもん、ずーーーーっと。
地べたに降りてきた殿は本当に格好良かったv
媛との顛末もストンと納まりがよかった。
侍達と並んだ時にまさに殿の顔になってた^^
あークッソーーーーてなりながら、こんな手の込んだドラマが見られて何より満足だと思いましたよ。シンケンにはヤラれっぱなしで良かった!!
途中で要らない子かとドキドキし続けたジュウゾもきっちり消して貰えて嬉しかったvまぁ、ヤツは成仏してないと思うけどね。でも下手に成仏しました〜て言われるより全然萌えたから有り難いよ(にこにこ)
そんなシンケンジャーの一年でした。