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西部劇

イベント終わってしばらくボーとするのは、直前まで原稿していたから許される気がしてました。が、ペーパーの裏にSSS書いたくらいでボーとしてんのは、毎日職場で部長の集中攻撃うけてるせいと思います。思いつきでアレやれ、コレやれ、さっきのまだ?こっちはどーなった?て一日中なんか言われてると、帰ってから空気が抜けちゃうらしいですよ。(他人事っぽく)

銀魂映画の次の日に(よーするに連休中)トライガン映画も見てきました。原作読んでないからどーしよーかなぁ?て思ってる人がいたらぜぇぇぇぇぇぇったい見たらいい!!
銀魂は『みんな原作もアニメも見てるでしょ?銀魂好きだから来てるんでしょ?』て作りだった(それはそれでイイの)のに対して、トライは誰が見ても面白いよ!事前に知識入れなくてもすっごく楽しめるよ!て作りになってました。

西部劇がこの世で一番嫌いな人じゃなかったらマジで見るべき!

ネタバレ含む感想なので畳みますよ。


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知ってる人は知ってると思うけど、本編の比較的最初の方の時間軸に含まれる数日間の話でした。カウビの映画と同じ感じかな?だから保険屋さんもまだワタワタと仕事してるし、バシは賞金首だし、牧師もフラフラしてます。

ストーリーは20年前にたまたま銀行強盗の現場に居合わせたバシが、その強盗一味の内輪もめに遭遇して、手下に裏切られたボス(こいつが今回のゲストで敵キャラ)を助けて逃がしちゃうことから、20年後にもう一度そいつの復讐に巻き込まれるって話。
裏切った手下の三人に復讐するために、街を一個ぶっ潰してしまうガスバック(CV磯部)を今度は止めようと奮闘するバシ。牧師はひょんなことからガスバックの用心棒になって登場。あとガスバックを付け狙うお姉ちゃんガンマン(CVマーヤ)が、重要キャラとしてバシに絡んできます。

もう、最初の15分くらいで話のケツまでわかる。でも西部劇ってそーゆーモンじゃない?今回、必要以上に西部劇のセオリーを押さえたまま、全部が進んでいくので本当に(私は)楽しくて仕方なかったです。よーするにモブの一人一人にまで設定あって、そいつらが見切れてる部分でもちゃんと芝居してるの。サルーンでの大乱闘とかものっそい細かく全員が動いてどこを見たらいいのか迷うくらいでございました。

監督は西部劇にこだわったのと同じにバシをバシらしく描くことに全力投球してました。素性を隠して、フニャフニャしてて、どこまでも殺しに繋がらないよーに立ち回って、でもやぱし神がかったガンマンで…を、これでもかぁぁぁぁ!と描こうとしたおかげで、すっごいバシが分かりづらかったよ(笑)見せ場的な撃ち合いがないからね。でも、コイン一個で全員の乱闘を収めたりするトコを、おっそろしく丁寧に描いてて、バシ好きすぎてどーよ?と微笑ましく思いましたとさ。

牧師はいいの。どこから見てもかっこいいキャラなんだから、どーやって動かしてもカッチョヨクなるに決まってんの。それをどのくらいのカッチョヨサに抑えるかを非常に考えて動かしてました。イイ具合にかっちょいい奴だった。あと、速水さんが関西弁巧くなってた(笑)←これ重要

そしてガスバック。
おっさん好きなら萌えろよ!!てことでした。(笑)うん、磯部が巧くてヤバかったですよ。もうね、カウビの時にヴィンセントにヤラれて、今回はガスバックにヤラれて、思うつぼに萌えてました。
すっげー馬鹿でさぁ。男の仕事に口出すんじゃねぇ!みたいな馬鹿なオヤジでたまりませんでした。
残念なのは奴を押し倒せそうなキャラが居なかったことかな。(笑)まぁ、滅多に居ないけどね…。オッサンと絡ませるよーな具合の良いやつが出る作品なんか。(しょぼん)

ご近所で公開してなかったら、半年くらい待って円盤で見てください。でも、近くで見られるなら絶対にスクリーンで見た方が良いと思いますよ。

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