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夏ミケ新刊の決まったトコと書きかけを少々
タイトル:『In the Blue』
予定p数:40〜50の間くらい(アバウトすぎ;)
カプ:ブッカー×零→零×ブッカー
絡みのトコを少し上げておきます
短いよ;
↑の順番で垂れ流し〜
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ひどく不安定な姿勢の相手をしっかりと支え、股間の屹立を徐々に押し込む。それは射れると言うより、掴んだ腰を落とし込むのに近い。普段は隠された場所。密やかな入り口へ切っ先の丸みを押し付けた時、零は逃げる風に腰を動かした。単なる反射だと判っている。だから躊躇を忘れ、硬くなめらかな先端をアナルへ衝き入れた。
「うっ……。」
強張る肉体。呼吸が止まる。たった一言の呻き。割り開かれた躯の一部から、いっときの苦痛が広がった証拠だ。
「辛いか…?」
答える代わりに、零は最前より激しく額を胸へ押し付ける。
「我慢出来るな?」
まるで子供へ向ける言い様だ。
「訊く……っ…な…。」
そんなことは充分承知している。相手の気遣いと判っていても、今のそれは愚問だ。言い捨てるかのいらえと共に、零は細く息を吐き出した。力を抜こうと努める。あまり効果がないと知っている。でも今はそれ以外の術はない。
カリを通すのが難儀だ。数センチをやり過ごせば、後はこれほど辛くない。拒絶を思わせる頑なさに絞られ、ブッカーは幾度も同じ台詞を頭へ浮かべた。挿入は儀式めいている。快楽への通過儀礼。だから迎える側も、侵入する者も、同等の苦痛を覚えるのだ。
「あと…少しだ。」
自分へ言い含めるようにブッカーが囁く。微かに動く零の頭。こんな時だけ素直だ。フッと口元が緩む。刹那の愛おしさを感じ、彼はわずか下方にある艶やかな黒髪へ軽く唇を落とした。
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湿って淫猥な音がつづく。グチュッグチュッと粘りのある摩擦音だ。一定のリズムから、ある境目を越えると、それは一気に速度と激しさを増す。
「ぅ…っ…あ…ぁ…っ…。」
粘質な音に絡み、切迫した喘ぎが吐き出される。腹の中で暴れる陰茎に、耐えかねたかの声音だ。
「くっ…ぅ…。」
短い呻きは、律動をする男から漏れる。こちらにも余裕はない。
「あっ…くそっ…あぁ…。」
奥まで貫いた雄を、周壁へこの上もなく摺りつけられ、愉悦と苦痛の入り交じる善がりが上がる。
「まだ…だ、ジャック…。」
息を弾ませ零は制する。そんなに容易く吐き出すな。自分はまだこの快感に浸っていたい。零の思考はこれだけだ。いたってシンプル。とても素直だ。
「うっ…無理…っ…言う…な…。」
止められるものではない。ブッカーは押し寄せる絶頂の波に背をしならせ、なけなしの切り返しをぶつけた。
股間の屹立が大きく脈動する。亀頭の割れ目が喘ぐかに開き震える。
「まだ……だ…。」
零の右手が凄まじい速さで、ブッカーの性器をつかむ。瞬時に指が絡み付き、根元を強かに握り込んだ。
「ぅ…あっ…やめ…っ…くっ…んん…。」
がっしりとした腰が、戒めを振りほどこうと激しく動く。落ちていた腕が、理不尽な零の手を払い除けるために持ち上がった。
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更新ないのでスンマセンな気持ち