少し前になりますがずっとコミックを買っていた「Vassalord.」が終りました。最終巻のコミックを兄メイトで買うと特典でOVAの円盤が付いてくるのでそれを予約して買いました。
で、コミックの感想とOVAの感想を書いてますが、もしもこの作品がとっても好きでラストの落としドコロ含めて感動した!て方は読まないのが吉です。OVAの方は大絶賛してますので、そこだけ読みたいかた用に先にOVAの感想を置いておきます。
そもそもこれ買ったのって姪っ子に頼まれて兄メイトに行った折り、コミック2巻とドラマCD発売された直後で、店内お奨めコーナーに平積みでコミックとCDが並べてあり、そこに手書きポップで【なんと!藤原啓治受け!!】て書いてあったから中身知らずに大慌てで掴んでレジへ走ったのが切欠です。(実話)
確かにドラマCDと1巻は面白かったよ!!
まぁ個人的感想なんで好きな方はすっごく良いと思う…かもしれない…多分(;´∀`)
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では先ずOVAから。
今までにもオマケ特典のOVAやドラマCDを何度も見たり聞いたりしましたが、これは凄いです。見る価値あります!映像作品として素晴らしいです。
スタッフ知らずに一回見たのですが、ヴァンパイアものってこのくらいだよね!てな色彩設計とアクションこのくらい動いてないとね!て言うバトルのソリッドな演出と、兎に角30分の通常アニメ尺をふんだんに使って原作第一話をアニメにしてるんですよ。
久々に見ててワクワクしすぎてモニタの前で意味不明にワーワー言いました。夜中に一人で!キモイwでもそれくらい良かった!!
プールサイドのレイフロに(例風呂て変換された!どんな風呂だよ!例の風呂って意味深すぎwww)チェリーが奇襲かけるシーンがまず度肝抜かれます。原作より更に残虐にマスター切り刻まれます!それが一瞬で再生されるって見せ方で力の差を上手く描いてます。
バトルが全体的に三割くらい手数増やしてあって物語りの展開もスピーディーであっという間に30分が終ります。
もう最終巻がオマケでこっちがメイン商品だったって事にしました。ほんとうに有り難うございますw
あ、アニメ本編の監督が中澤一登だったんですよね。だからオイラがわーわー言ったんでしょうね!でも制作はマングローブじゃないです。IGです。なので画面全体の陰影がソフトでそこも作品にマッチしてて大変素晴らしかったです!
以上、OVA大絶賛祭でした!
次は本編コミックにぶーぶー文句言う大会なのでずずっと下に下げます。
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未だ下がるよ
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もうちょっと
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このくらいでよいかな…
さてさてお手数をおかけしましたが、本編です。
最初にコミック一巻を読んだ印象は疑似ヴァンパイアを作る科学的合成麻薬みたいなドラッグを巡る、ヴァンパイアとヴァンパイアハンターコンビのシリアスドラマかな?でした。
一応二巻くらいまではその傾向がストーリーの中心に据えてあり、伏線としてメイン二人の過去とか、レイフロ発生の謎とか、バリーと言う名の根源的仇敵(ぽい)キャラの存在とか、ドラッグを狙うマフィアとかが、けっこーイイ具合に鏤められていて、どこを持って来ても話としては膨らむなぁ…と期待するくらいにはハマりました。
が、三巻くらいから雲行きが怪しくなってきまして…。その後巻数を重ねるに従って、ヴァンパイアを作り出す「VASSALORD.」て名前のドラッグとかどーでも良くなって、ヴァチカンも関係ないし、マフィアも出落ちで、レイフロの謎とかどっか行っちゃって、バリーは適当にモブ落ち、最後はレイフロに息子として選ばれなかった一人が仕掛けた壮大な嫌がらせてオチに帰結。更には「だってパパはチェリーばっかり可愛がるから!」「うんうん、悪かったな」て程度の会話で全部丸く収まって終り。
お前らが収まってもオレは収まらねぇからなぁぁぁぁぁ!!!
ヴァッサロードはパパと同じモノを作る為に頑張って僕が作り出した薬なんだよエッヘン!てドヤ顔で言われても、はぁ?え?なんか言いました?(棒)てなモンですよ。
だったら最初からそう言ってよ!ドラッグ市場もマフィアも神祖ヴァンパイアもヴァチカンもインターポールも何も関係ないです。単なる血を分けた親族ホモの痴話げんかですよ!て言ってくれたら読まなかったわo(`ω´*)oプンスカプンスカ!!
そう言うお話が好きな方にはすっごい切ない感じで良かったんじゃないかと思いますよ。や、マジでそうと思います。
薄桜鬼が(こっちはゲームですが)同じよーな設定で恋愛も(や、乙女ゲーなんでコレがないとw)変若水に関してもきちんと描いてるのに、なんでコッチは出来ないワケ???と乙女ゲーまで持ち出してブーブー言いました。周りにwww
そんなワケで二巻まではとっても面白かったです(満面の笑み)