今夜のユーストで10話見てしまったら、恐らく「ぎゃーーーー!藤原キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!」となり、意味不明なコメント以外吐き出さなくなると思うので、冷静な間にタイバニの面白さを語っておきます(笑)
長いから畳むよ!
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兎×虎とか虎×兎的なのはシブやツイッタで日々語られているので、
そーゆー話はどっかで堪能してくださいw
五月のSCCでも申し込みの時点では放映されてなかった所為で、
申し込みジャンルを超えてすんごい数のサークルさんが本出してました。
いま、一番人気のアニメだと言って間違いないと思います。
私も放映開始前から大注目で、始まった途端からスコンとはまりました。
まだ見てない人が(ほぼ居ないとは思うがw)いたら取りあえず1話と2話を見ましょう!
あそこで刺さらなかったらたぶん刺さらないので好き嫌いの判断材料としては打って付けです。
なぜこの二つのエピかと言えばアメコミヒーローをモチーフとしたヒーローアニメの基本が、
ほぼ的確に描かれているからです。
大凡の設定は「X-MEN」です。
人の中に「特殊能力」を覚醒させる新たな種であるNEXTが現れ、
社会はノーマルとNEXTが混在しつつも平静を保っています。
X-MENはこの能力者(ミュータント)を蔑視する人間がミュータント差別や排斥運動を起こしますが、タイバニの世界ではその辺りはかなり緩やかです。
一部にNEXTを恐れる人々もいますが、それが大きなムーブメントを起こすほどの畏怖にはなっていません。なので混在する二つの種の間に問題視するほどの溝や軋轢は存在しません。
このアニメのさじ加減が絶妙なのは、マイノリティに対する殊更の差別意識を極力排除しているところです。巧い具合に共存している社会をサラリと描いています。
この世界でヒーローは全てNEXTです。
NEXTが発祥してからNEXTによる犯罪行為が増加し、NEXTであるヒーローが治安に一役買う図式ですが、別にノーマルの犯罪者を捕らえることも厭わないです。彼らは自ら制裁を加えたりはせず、あくまで捕獲に止め、犯罪を犯したものはきちんと法的処置によりその罪を裁かれます。
そしてヒーローは(一部例外を除いて)スポンサーと契約し、その働きに見合う賃金を支給されます。基本給云々は言及されていませんが、恐らく契約による最低固定給は保証されているようで、あとは設けられたポイントを稼ぐことで収入を確保しているようです。
BD付属の資料によれば、犯罪現場への登場から人命救助、犯罪者の捕獲、他者及び警察への援助行為など、細かなポイントが設定されています。もちろん活躍が多ければ多数のポイントが加算され、それによってギャランティが増えることになっています。
この辺りの設定がアメコミヒーローとは最も異なる点で、スポンサーのロゴを背負って活躍するヒーローという、一番の目新しい売りポインツだと思います。
2クール24話完結予定で先週までにあらかたのヒーローキャラが個別エピで紹介されています。個々に起こった犯罪に絡め、各ヒーローの人となりが語られる構成です。主役二人(虎徹とバーナビー)に関しては、バーナビーの過去にまつわる犯罪が今のところはメインエピとなっており、9話から少しの間はこれが主軸となって話が進むようです。
基本設定がしっかりしているのが面白さのキモですが、各キャラクターの設定も細かく決まっていて、それによって各話のエピが実は少々ベタすぎて新しさに欠ける部分を充分に補っていると思われます。
ようするに話自体はものっそい王道なんです。(笑)ただ、メインを二人に絞りながらも、他のヒーローが添え物にならないよう配慮があるので、群像劇の様相も楽しめる作りになっています。個別キャラ萌えがわんさかあるのもそのお陰です。
特殊能力者がマイノリティゆえの差別を受けないのは、このヒーローという善意の象徴が社会に認められ、あまつさえ支持されているからです。しかもそれが無償の善意ではなく、ビジネスとして成立する有償の善意であるのが、この作品の何より面白い部分です。無償の善意に対しては手放しで賛同するのに、そこに金銭などの報酬が発生した途端、批判的になるある種の倫理観への軽いジャブが込められているのが個人的には楽しくてたまりません。
職業としてのヒーローが絶賛されてるなんて、痛快じゃないですか!
制作側のインタブーでこの後ラストに向かってはシリアスな展開になることが明かされています。それが絶対的悪意を誇示するNEXTの登場による、ヒーローへの不信的な流れになるのか、あくまでも個別ヒーローの抱える負の部分を描くことでのシリアスとなるのかは、まだ欠片も分かりませんが、少なくとも確固たる基本設定の上で描かれるなら、どちらへ転んでも期待を裏切られることはないと思っています。
お気に入りは大人組(虎徹・アントニオ(牛角)・ネイサン(炎社長))です。
あと9話で色々と描かれたチャイナ(カンフーキッド)にもはぁはぁしてます。
あとは先週ラストで全裸登場した藤原がどう見せ場作るかにいまからwktkですよ!!
そう言えばタイバニはWeb配信・地上波・BSに続いてCSでも放映開始です。
もう、見られない人がいないっつーのもヒットの要因っすね^^