吹き替え見てきました。
ジャスティン・ハマーが……。
森川だったぁぁぁぁぁぁぁ!!
トニーが喋った瞬間よりもハマーが喋った瞬間に大きく乗り出して、
その後妙な揺れが起こって隣で友達が「落ち着け!」て小声で突っ込んでくれましたw
トニーとハマーがすっごい勢いで言い合いするトコとか揺れが止まらなくて困りました。
細かい諸々はまた書きに来ます。
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てことで感想など追記。
そーゆえば帰りに駅で東京消防庁とのタイアップとは別のポスター見ました。なんか鉄道なんとか協会みたいなトコとのタイアップだった。
鉄だから?
もろくそネタバレなので畳みます。
昨日字幕見て、今日は吹き替え。
やっぱ字幕の方の訳がいまいちでした。
一回しか見ないなら吹き替えのが面白いかも~
・おおよその粗筋
1の終わりから六ヶ月後、半年の間どーやらトニーはものっそいアーマー着て活躍していたらしく、それによって世界的には紛争とか戦争はずいぶんと無くなってるって状況。マスコミもアイアンマンってスゲー!て持ち上げっぷり。
それは東西の緊張緩和(これ冷戦時代ならありだけど…て思ったけど、ニュアンス的には第三国への干渉を前提とした兵器開発での緊張感ってことみたい)にも一役買ってて、ある種の抑止力になってる。
ところが当事者トニーは妙に浮かない顔。一年に及ぶ大イベント「スタークEXPO」開催で相変わらずの強気スピーチをぶちかますも、不安そうに血中毒素計るテスターの数値を見つめてたりします。
どうやら胸のアークリアクターが悪影響を及ぼしてる模様。動力源であるパラジウムの毒素(廃棄物?)が体内に蓄積されてて、非常に具合が悪いらしい。クロロフィルを飲んで何とか緩和してるけど、パラジウムに変わる動力源を見つけない限り、体調不全は治らないし、このままだと死んでしまう危機的状況。
でも相変わらず誰にも打ち明けないし、一人で何とかしようとしている。
そんな最中、マスコミが垂れ流すトニーとアイアンマンの報道は国外にも流されていて、ロシアでそれを見ながらアイヴァン・ヴァンコがトニーとスタークへの復讐に動き出す。
しかも政府はアイアンマンの威力を個人が独占するのは危険だと判断して、トニーにアイアンマンを軍へ差し出すように要請してくる。
スタークの同業者ジャスティン・ハマーがヴァンコをたらし込んで、スタークへの復讐を本格的に開始。
トニーとアイアンマンはどうなるの??
まぁ、こんな感じかしら?
今回の主軸になってるのは親子の関係ってことらしい。
それはハワード(トニーの父)とアントン(アイヴァンの父)の関係と、その子供達との関係。あとトニーとハワード、アントンとアイヴァンの関係。特にトニーとアイヴァンがそれぞれの父親をどう思うかが対比になってて、そこが凄い重要な部分だと思ったよ。
トニーはパパのこと嫌い!て言ってて、パパは自分のことを何とも思ってなかったし、愛して貰った記憶も実感もないって言う。
逆にアイヴァンはパパ大好きで、パパがこんな目にあってるのって、スタークの所為だ!!復讐だ!!てなる。
このアイヴァンの気持ちがちょっと映像だけじゃ説明不足かもしんない。冒頭でトニーが誇らしげにスピーチする映像見ながら、ロシアの貧しい家の一室でアントンは息を引き取るんだけど、今際の際に「知識しか残してやれなくてごめんね」て言うの。この死をきっかけにアイヴァンは復讐することに決めるワケです。
アントンが当時のソ連からメリケンに亡命してスターク社に拾われ、アークリアクターの原型をハワードと共同で作り上げるです。その時の設計図も残ってて、二人の名前が書いてあるの。
冷戦当時にメリケンへ亡命するってことは、命がけってことじゃないすか?そんで運良くスタークと共同開発までこぎ着けるけども、結局当時の技術だと半永久的にエネルギーを供給するシステムを形には出来なくて、さらに(この経緯がなんだったのか知りたい)アントンはスターク社を首になってしまって、結局ソ連へ送り返されちゃう。
亡命者が強制送還されたら、もう死んだも同然。一生スパイの嫌疑から逃れられないし、生涯当局の監視下に置かれる。きっと凄い科学者かなんかだったろうに、くず同然で生涯を終えるしかない。息子はそれをずーっと見てただろうし、父親はあの開発を形にして持ち帰れなくてスマナイ(なんか持って帰ってこれたら英雄だったんだろうし)て繰り言を何かの折に延々言い続けてたんじゃないのかしら。
手元に設計図が残ってたけど、あれも机上の空論で片付けられちゃったと思う。こんなモンが作れるワケないだろ!て言われて終わり。
それをトニーが作って一躍英雄になってるのを見たら、アイヴァンも奮起して作っちゃうよね?
なんでそっくりのアーマー作らなかったんだろう?て思ったけど、トニーがアイアンマンは武器ではなくて、最高の防具だって言ってたから、その防具を打ち破る最高の武器として鞭作ったのかな?と推測。なんで鞭だったかの説明は特にはなかったので、これは単なる私見です。
アイヴァンの復讐に追い立てられるトニーは、自分の命の終わりがそこまで来てるから、でもそれを周りに知らせない(無駄な)努力を繰り返し、父親が74年に開催したEXPOを完成型として開催したり、CEOの席をペッパーに譲ったり、ローディに半ば強引にアーマーを委ねたり(結果的にローディがパクったw)、突如モナコGPへドライバーとして出場したり…。
ヤケクソ気味にやりたいこととやるべきことをドンドン実行してさらに自分を追い込んでしまう。
立ち直りのきっかけは中盤に出てくるニック・フューリー。シールド長官として現れるけども、ハワードと旧知の仲って設定らしく、トニーにハワードから預かったモノを渡すの。
中身を見て自分で考えろ的な物言いで、シールド長官っつーよりもオヤジの友達のおっちゃんみたいで良かった^^
全体通して男のドラマって作りだったです。父親から何を与えられるか、それが子供に何をもたらすか?て話だと思う。
全体的に詰め込んだモノを頑張って消化してるっぽい。
けど残念も色々あったよ。笑
役者が変更になったローディがあんまりトニーと仲良しって感じに描かれてなくて、前のテレンスの時の方がいちゃいちゃしてて、すっごい仲良し感に満ちあふれてた。
たぶん、1見てたり原作知ってるだろうから、この二人のいちゃいちゃを改めて描かなくて良いって判断だったんだろう。
近所のおっちゃん好きには好感もたれるニック・フューリーも、物語的にはちょっと要らない。(笑)あれ、トニーが自分で父親のメッセージ見つけた方が分かりやすいし、感動的だと思う。
アヴェンジャーズの絡みがあるから、必要以上にニック出したのが見え見えで残念。
ヴィランのアイヴァンもだけど、ジャスティン・ハマーが映画オリジナルキャラになってたので、原作のイメージで見てるとあまりの小物っぷりにガッカリするかもしんない。
あれは別の人。映画のハマーだって解釈した方が賢明。
キャラ的にはものっそいカワユイおやじでしたv
逆にアイヴァン(最後までウィップラッシュて名前は出てこなかった)は、完全に色んな要素を盛り込んだオリジナルのヴィラン。
もう、身もだえするくらいにエロくて完敗しました。
復讐する為に乗り込んで来たんだけど、トニーと話したり、トニーの作ったアーマーを間近で見て戦ってる間に、復讐ってよりもそれを倒すシステムを作りたくなっちゃうトコに、科学者の狂気が盛り込まれててゾクゾクしちゃったvv
アイヴァンがハマーの工場に連れて行かれて、開発途中のアーマーを見せられ、それの制御プログラムへアクセスして、瞬く間にロックコード外す時に老眼鏡かけるトコに萌えすぎました~v
もう、野獣で全身タトゥーで鞭でマッチョで天才なのに、さらに眼鏡(しかも老眼鏡)とか萌え要素どこまで盛ったら気が済むんだよ!!て怒りすら覚えた。(笑)
トニーはカワユイ駄目な子萌え。
アイヴァンはオレ的萌えの権化。
ハマーはどこまでもスネ夫から脱却できない小物萌え。
これにローディが加われば最強だったのに、そこが本当に残念。
うん、萌え的にあと一歩が惜しかったw
あ、あと吹き替えでローディが高木さんじゃないのがマジ悔しい。
ベロンベロンに酔っぱらったトニーとアーマー着込んでガチ殴り合いする時、高木さんだったらそーとー具合が良かったのに。
今回の声優さんは生真面目で誠実なローディに終始してました。
チンピラ成分が欲しかったよぉ~
そいから初登場のブラックウィドー(シャー!て言わない方w)は予想外に素敵だよ。なんか知らんがルチャの達人ぽい。もうシールド辞めて速攻メキシコ行けよ!つーくらい、ルチャでした。見ててわくわくしたw
2は台詞の中に重要な情報がめっさ織り込まれてるのに、字幕の訳がすっごい端折られてて、本当に出来るなら吹き替えで見た方がよろしいです。
あーー長くてスイマセン。
でも、他にも萌えは山盛りであったの。
酔ったトニーのかわいいとことか、もう具合悪くて限界なトコの息づかいとか…エロかった。
あとは劇場で皆さん堪能してください!